コラム

セカンドライフちっくなVR百貨店

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

d15238-9-362689-2
VR百貨店と聞いて、なんだかセカンドライフ内にあったようなモールを想像しました。

VRの一つの可能性としては良いと思うのですが、毎度こういったものが出てくる。
ショッピングやコミュニケーションをオンライン上で行うことのメリットをわざわざデメリットにしてしまうのでは?と思うのです。
一番は「距離の概念」が生まれることです。
例えば視線誘導であろうと、なんだろうと自分自身から離れた距離のものを見ようと思ったり、コミュニケーションをとろうとしたときにいちいち移動しなくてはいけないので、対象物まで動かなくてはいけない「距離」や「時間」がムダになると思うのです。

これやるなら、普通にAmazonやE-bayをパソコンやスマホ、タブレットの画面で選んで購入したほうがはるかに選びやすいし買いやすい。

コレじゃない気がするのですが…。

世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」はオーストラリア大手小売業者のマイヤー社と提携し、世界初のバーチャルリアリティ百貨店(以下:VR百貨店)を立ち上げました。

eBayが提供するVR百貨店は、リアル店舗の優れている点とEC店舗の便利さをユーザーに提供します。ユーザーは、EC百貨店専用に設計されたVRヘッドセット「ショップティカル」を通して、マイヤー社ストア内で、12,500以上にもおよぶ商品を3Dで閲覧できますので、デザインや質感など商品を理解しやすくなります。VR百貨店でのショッピングは非常に簡単で、視線を送る事によりVR内を移動し、ユーザーが気になる商品の「情報」アイコンに視線を固定することで、その商品の仕様、価格、在庫、配送などの詳細情報を見ることができます。また、「カートに追加」アイコンに視線を固定することで、eBayアプリを通じ、簡単に購入を完了できます。

VR百貨店はeBay.com.auのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)に接続されており、マイヤー社の取扱商品、価格、在庫情報がリアルタイムで更新されます。これにより、ユーザーがほしい商品と情報をリアルタイムで入手できる世界初のVRショッピング体験を実現しています。

<eBay Australia and New Zealand代表取締役 Jooman Park によるコメント>
eBayは、バーチャル環境にEコマース体験をただ複製するだけにとどまらず、従来の小売りのもっとも優れた要素を取り入れ、Eコマースの優れた閲覧機能、選択機能、パーソナライズ機能および効率をさらに向上させたサービスを提供していくことが重要だと考えています。