IOT（Internet of Things）とは、コンピューターなどだけでなく、世の中のあらゆる物に通信機能を持たせて、インターネットに接続したり、それらが相互に通信したりするようになり、自動制御などをすることである。例えば、自動車が位置情報を互いに通信し合うことで、その情報を集約して現在の渋滞の状況などを配信したりするシステムというものが考案されている。それと近いことですが、バスの停留所にあるQRコードを読み取ればそのバスの遅れ具合や状態などがわかるというものもあります。
さらに例として医療分野での活用もあります。着用型のウェアラブルデバイスによって自身の健康状態の管理や医師との共有などが出来る様になることで病気の予防と、もし病気であればより効果的な治療を受けることが可能となるのです。
ITとは関係が浅そうな農業にもIOTは使われています。ハウス栽培の水やりの自動化や肥料まきの自動化システムはIOTの一環でもあります。ただ水や肥料をやるだけではなく、センサーにより読み取った日射量など土の状態を基にしてどのくらいの量をやるか、どのタイミングでやるかなどを判断してやってくれるということです。一見ITとは関係ないようなことでも実はITの技術を利用しているということもあるようです。これから先このIOTはますます拡大していくでしょうから、どのような技術が使われているのか注目していけば、自分で新しいモデルを生み出すこともできるかもしれませんね。
