米マイクロソフトが２兆7772億円で買収した会社リンクトイン（LinkedIn）
米マイクロソフトが262億ドル（2016年6月13日現在 約２兆7772億円）で買収した会社リンクトイン（Linkedln）は、日本では、あまり耳にしない企業の名前でした。
LinkedInをリンクトインと読めた人も少なかったのではないでしょうか？
なのにです。
買収額は262億ドルと聞き、マイクロソフトの力の入れように驚いてしまいました。
因みに、フェイスブック（Facebook）がインスタグラム（Instagram）を買収した金額は10億ドルですから、その20倍以上の金額で、マイクロソフトは、この日本人がまだ余り知らない会社を買収したことになります。
リンクトイン（LinkedIn）とは？
では、このマイクロソフトが力を注ぎ込んで買収したリンクトイン（LinkedIn）という会社は、どんな会社なのでしょうか？
リンクトイン（LinkedIn）は、一言で言えば、世界最大のビジネス特化型のSNSを運営している会社です。
日本ではSNSといえば、フェイスブックですよね。
リンクトイン（LinkedIn）は、まだ、日本では余り知られていませんが、世界中の登録者数は４億3300万人と言われているSNS。（フェイスブックは16億人以上）
インスタグラムが昨年9月の時点で４億人突破と言われていたので、前述した買収額の差には登録者数だけではなく、これからの利用価値や将来性、マイクロソフトの期待が含まれているのでしょう。
リンクトイン（LinkedIn）の特徴
リンクトイン（LinkedIn）は、基本的な機能は無料で使える、ビジネス向けのソーシャルメディアネットワークです。
誰でも、登録してすぐに始めることが出来ますので、興味のある方は、こちらから登録してみてください。
登録すると、自分のプロフィールを作成することが出来ます。
人と繋がることが出来ます。
なんだフェイスブックと同じじゃないか？と思われるかもしれませんが、リンクトイン（LinkedIn）のプロフィールページは、フェイスブックよりも格段に仕事の実績などのアピールが出来るようになっているのが特徴です。
- 名刺交換をした後、リンクトイン（LinkedIn）を見て、相手の情報を得る。
- 共通の趣味や話題を探し、次の商談に挑む。
そんなことが、リンクトイン（LinkedIn）では可能になります。
マイクロソフトが高額現金買収した理由は何だろう？
フェイスブックがインスタグラムを買収した金額の20倍以上の金額で、リンクトイン（LinkdeIn）を買収したマイクロソフトの意図はどこにあるのでしょう？
マイクロソフトが持っていないソーシャルメディアネットワーク事業への参入なのでしょうか？
それだけで、買収をするのでしょうか？
office製品の販売では、戦略的に一太郎やロータス123を葬り去り、世界を取ったマイクロソフトの次なる野望はどこにあるのだろう？
と思いつつ、ビルゲイツがいたら、同じことをしたのかな？
などと考えてしまう、マイクロソフトの大きな買収のニュースでした。
