東京電力ホールディングスは、8月5日より、同グループのオープン・イノベーションWebページ「TEPCO CUUSOO」において、ビッグデータを活用した新しいサービスを提案する事業パートナーの募集を開始した。
同グループは、保有するビッグデータを活用し、これまでも「数表で見る東京電力」や電気の総使用量(でんき予報)、停電状況などのデータ公開を行ってきた。今回、電気事業を中心に利用されてきたこれらのビッグデータについて、新たな分野でのサービス創出や、さまざまな事業者が所有するデータや技術などと組み合わせることにより、画期的なデータ活用のアイデアや、社会問題の解決につながる事業プランを広く募集する。
現在、同WEBページ上で公開されているデータは、同社保有の水力・風力・太陽光発電所に関するデータなど6件で、今後も順次追加される予定だ。
具体的な応募方法は、同WEBページにアカウント登録し、応募フォームに事業アイデアを投稿する。提案された事業内容は審査を経て、データの活用方法やアイデア実現に向けた進め方などについて、個別相談を行う。
また、同グループでは、同社が抱える課題を解決するための技術や、高品質・低コストな資材調達も、同様の方法で募集している。