KPIとKGIについて聞いたことはあるけど、違いがよくわからないという人はいるのではないだろうか。
企業によって利用頻度は違うと思いますが、目標に対しての成果を計測するうえでは欠かせない概念である。しかし、この違いを理解していない人は多ではないだろうか。今回はこの二つについて自分なりにまとめていく。
KPIとは「Key Performance Indicator」の略語である。
これは日本語に訳すと「重要業績評価指標」となる。目的を達成するための過程を計測するための中間目標を指す。目的を達成するためには、様々な過程を経ていかなければいけない。その中
で飛ばすことができない不可欠な過程を探し、どのように過程を通過すれば目的を達成できるかを数値で計測するのがKPIである
KGIとは「Key Goal Indicator」の略語である。
こちらは日本語では「重要目標達成指標」となる。これは最終目標が達成されているかを計測するための指標のことである。このKGIは曖昧でわかりにくい指標では意味をなさないので、時期と具体的な数値を定め、明確な判断基準としていくのが基本である。
つまりこの二つの違いは、KPIは過程を見る指標であり、KGIは結果を見る指標であるということだ。例を出して考えると、明日の15時まで北海道に行くことを目標とする。15時までに北海道に行くのは飛行機に乗ることが必要だとわかった。15時までに着くには12時の飛行機に乗らなくてはいけないこともわかった。ここで12時までに飛行機に乗るという新しい小目標ができます。この例で考えると、明日の15時まで北海道に行くことがKGIであり、12時までに飛行機に乗ることがKPIとなる。
ビジネスにおいては皆目標を持って取り組んで行く。その目標を達成するためにどうすれば良いのか、そのプロセスをわかりやすくするのが「KGI・KPI」ということである。