IPを持っている会社にしか関係のない話ではない。この仕事の中身の大半は「体験の設計」と「モノづくり」であり、IPを持たない発注者にも同じことができる。
ホテルのブランディング。歌舞伎町という立地で、グレイスリーブランドの一軒として何を差別化にするか。
「ゴジラをどう使うか」ではなく、「このホテルは、泊まった人の何を変えるのか」。
ゴジラは強い。強すぎて、そこで思考が止まる。だがIPは、真似できない差別化ではない。東宝が別のホテルと組めば、同じことが起きる。
一方で、このホテルには風呂とトイレが別という、日本では珍しい造りがあった。そして宿泊者には外国人が多い。つまりここは、多くの外国人にとって、生まれて初めて日本の風呂文化に触れる場所になる。それは設備の仕様ではなく、体験の入口だった。
同じ構造の課題かどうかは、話せば10分で分かります。判断がつかない場合は、9問・約3分の自己診断からでもかまいません。